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足首屋敷

血手形の家

足首にバンドを付けて進むお化け屋敷

夕美に足首を捕まれないための経文がバンドには書かれています。どうか、そのバンド
をちぎったりしないように慎重に進んで、無事この家から出てきてください。
 
高岡市御旅屋通り商店街の空き家を一軒丸々使ったお化け屋敷「足首屋敷」。
来場者は靴を脱ぎ、足首に亡霊よけの経文が書かれたバンドを巻いて歩いて進むお化け屋敷です。
足首屋敷は、中心市街地に多くの人を呼び込もうと、高岡商工会議所、オタヤ開発、高岡大和、御旅屋通商店街振興組合、末広開発、高岡市、北日本新聞社でつくる御旅屋賑わい創出実行委員会により企画されました。


 

ストーリー

夕美は、若い頃から病気がちで、あまり体の丈夫でない女性でした。
けれど、そんな彼女も三十歳を越えてようやく縁に恵まれ、家庭を持つようになりました。相手は、鳴海という男でした。鳴海との間に子供も一人生まれましたが、彼女が病弱なことは変わりありません。子供の面倒を夫に任せ、床に伏せることもたびたびでした。そのせいか、家の中はいつでも陰気な雰囲気が漂っていました。
 
そんな生活に、息苦しさを感じたからかもしれません。
鳴海は、たまたま出会った麻子という女性と深い関係を持つようになったのです。麻子は夕美とまったく正反対でした。快活で明るい性格をしていて、話しているだけでこちらも自然と笑顔になってしまうような、そんな魅力を持っていました。日々の鬱屈した家庭生活に救いを求めていた鳴海は、麻子の魅力に溺れていきました。
麻子は病院の看護師でした。その休日が不定期だということを利用して、鳴海は出張だと偽っては彼女の部屋に泊まるようになります。
麻子も彼と過ごす時間が嬉しくて、彼が来るたびに、好きな料理を作り、風呂を沸かし、洗濯をして、靴を磨きます。病弱のため、時には夕食の準備さえも滞ってしまう夕美に比べると、麻子と過ごす時間は理想としていた結婚生活そのものでした。
 
やがて麻子は、夕美と別れて結婚してほしいとせがむようになりました。鳴海もそのことを強く希望していましたが、生まれたばかりの子供を抱えた病身の夕美のことを考えると、さすがに離婚には踏み切れませんでした。
一方、夕美もまったく怪しまないわけではありません。出張から帰ってくるたびに、靴はきれいに磨かれ、シャツからは自分の家では使っていない洗剤の匂いがします。そこに自分の知らない女性の気配を感じながらも、夫に迷惑を掛けている引け目を感じて言い出すことができないでいました。
 
そんな日々が過ぎるうちに、季節は夏になっていました。
夏の暑さは、病弱な夕美にはこたえます。以前から抱えていた病気が、体力の落ちた彼女を苦しめるようになりました。赤ん坊は暑さにぐずって夜泣きを繰り返し、夜もろくに眠れない日々が続きます。鳴海が偽りの出張から帰って来たとき、病気が再発した夕美は布団の上で苦しみ悶えていました。
 
慌てて救急車を呼び、運び込まれたのは、麻子が勤める病院でした。容態は急を要し、すぐにでも手術が必要でした。
病院の中で鳴海の姿をみつけた麻子は、運び込まれたのが彼の妻だと知ります。
その時、彼女の頭に魔の声が響きました。
あの女さえ死んでしまえば、すべてはうまく行く。
麻子はマスクで顔を隠して、寝ている夕美のベッドに近づきました。その脇には、愛する鳴海の姿がありました。麻子は、夕美の足首に巻かれていた手術患者識別用のバンドを外しました。そして、鳴海の見ている前で、別の手術患者のベルトと交換したのです。
すべては無言のまま行われました。鳴海はその一部始終を見ながら、何も言いませんでした。二人の間に、了解するものがあったのです。
その直後に行われた夕美の手術は、彼女の病気と関係のないまったく別の病気のものでした。必要もないのに腹部を切開され、大量の血液を流し、体へ大きな負担を掛けてしまった夕美は、手術後あまり間を置かずに亡くなってしまいました。
 
目論見どおり、夕美を殺すことができた麻子は、鳴海と生活を始めるようになります。けれど、生活は長くは続きませんでした。
海水浴に出かけた二人は、なぜかそれほど深くもない場所で、溺れて死んでしまったのです。その足首には、何者かが摑んだかのように人の手の痕がついていたと言われています。
 
二人が亡くなった後もなお、その家には奇怪な現象が起こっています。それは、誤った手術によって息を引き取った夕美の怨念の仕業だと言われています。
彼女は今でも、手術の前に自分の足首に巻かれなくてはならなかった、本物のバンドを捜し続けています。そのバンドを手に入れようと、この家に踏み込んだ者の足首を摑もうとします。そこにバンドがないと知ると、そのままあの世に引き込んでしまうと言われています。どうか、彼女に足首を摑まれたりしないように気をつけてください。
 
入口では、足首に巻く紙製のバンドを用意します。そこには、彼女に足首を摑まれないための経文が書かれています。
どうか、そのバンドをちぎったりしないように慎重に進んで、無事この家から出てきてください。


 

PHOTO

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概要

タイトル 足首屋敷
URL http://webun.jp/pub/ashikubi/
場 所 高岡市 御旅屋通り商店街 特設会場
期 間 2013年8月1日(木)~9月1日(日)
時 間 [平日]14:00~17:00 19:00~21:00 [土・日・お盆(8/13~15)]12:00~21:00 ※全日最終入場 20:30
料 金 [前売]700円 [当日]800円
所要時間
Staff 主  催 ● 御旅屋賑わい創出実行委員会
共  催 ● 北日本新聞社
企画・演出 ● 五味弘文(オフィスバーン)
※2013年9月7日(土)・8日(日)の二日間追加開催がありました。
問い合わせ

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