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ふたご霊

ふたご霊

こころはひとつ からだはふたつ 双子のお化け屋敷

ひとえとふたえは、とても結びつきの強い双子でした。
そんな二人が大切にしていたものは、二つの人形を半分ずつ合わせた一子という人形でした。それは、片時も離れたくないという二人の気持ちを表していたのかもしれません。
高校生になった二人は、種田という男と仲良くなります。けれど、二人を愛するわけにはいきません。悩んだ挙げ句、種田はひとえを選びました。二人の心が、生まれて初めて二つに割れました。独りぼっちになったふたえは、川に身を投げてしまいます。しかし、すべては二人をバラバラにするための遊びだったのです。
それを知ったひとえは、ふたえの後を追います。けれど、別々の思いで亡くなった二つの心は、一緒になることができません。
どうか、ばらばらの一子人形を一緒にして、二人の魂を一つにしてきて下さい。

■公式ページ:ふたご霊


 

ストーリー

多くの双子は、他の人にはない特別な結びつきをしている、と言われます。
“ひとえ”と“ふたえ”は、同じ好みを持ち、同じ癖を持ち、心の中でお互いの考えていることがわかりました。
ある時、母親が二つの人形を買ってきて、二人に与えました。
ところが、二人は人形を二つとも真ん中から半分に切ると、お互いの半分同士をくっつけて縫い合わせ、一体の人形を作ってしまいました。まるで、二人の体を一つにしたかのようです。
二人はその人形に「一子さん」という名前をつけました。
ひとえとふたえが一人になって一子になる。そんな名前です。
ある日、みんなと花いちもんめをして遊んでいたときのことです。
相手チームが「ひとえちゃんがほしい」と言いましたが、二人は決して離れようとしません。きつく握り合った手を力ずくで離そうとすると、一度も聞いたことのないような大きな叫び声を上げました。
「私は一子なの! ひとえでも、ふたえでも、ないの!」
それ以来、誰も“ひとえ”“ふたえ”と呼ばなくなりました。二人は、ふたりの一子になったのです。
 
ふたりの一子は、やがて高校に通うようになりました。
クラスを決めるとき、母親が学校に同じクラスにしてくれるように頼みました。
その深刻な口調に、学校側も母親の頼みを呑み込みました。けれど、このことは噂となり、何となくクラスじゅうが知るところとなりました。
ある日、クラスの種田という男子生徒が二人に声を掛けてきました。種田と話すうちに、二人は今までに感じたことのないように感情を覚えるようになりました。いつしか二人は、二人以外に見せたことのない笑顔を浮かべていました。
やがて、三人は恋に陥ります。けれど、種田にとっては二人を愛するわけにはいきません。どちらか一方を選ばないといけないのです。
一子さんが好きだが、どちらの一子さんを愛したらいいかわからない……。
それを聞いた時、生まれて初めて二人の心が二つに割れました。
種田に愛してほしい。
そう願った二人は、種田に好かれようと競い合うようになりました。相手より美しくなりたい。相手よりも可愛くなりたい。けれど、同じ心を持つ二人は、同じような化粧をして同じように着飾ってしまいます。
ある日、種田が二人に連絡してきました。二人のうち、どちらかを選ぶというのです。
二人が待ち合わせの茶屋町にやってくると、種田が立っていました。
あの子がほしい。
あの子じゃわからん。
二人の頭の中に、子供の時と同じように、花いちもんめの歌が響きました。
種田はしばらく思い詰めた表情を浮かべたまま立っていました。やがて、一歩踏み出し、伸ばした手が摑んだのは、ひとえの手でした。
ひとえちゃんがほしい。
二人の頭の中に、花いちもんめが響きます。
ふたえは、すがるようにひとえの顔を覗き込みました。
けれど、このときだけは、ひとえは顔を背け、心に呼びかけても返事がありませんでした。二人は手を繋いで立ち去り、人混みの中にふたえだけが取り残されました。それは、町の中から自分だけが切り離されたような気持ちでした。
 
初めてひとりぼっちになったふたえは、今まで感じたことのないような強い孤独を感じるようになりました。
一方、ひとえは、なぜ自分が選ばれたのかを種田に聞きたくてたまりません。あるとき、勇気をふるって種田に尋ねてみました。すると、種田は待っていたかのような表情を見せ、薄笑いを浮かべました。
「そんなの、どっちでも良かったんだ。だって、俺は二人とも好きじゃなかったからな」
実は、種田はひとえとふたえを別れ別れにするためだけに、デートを重ねていたのです。種田が本当につき合っていたのは、別のクラスの遼子という生徒でした。種田と遼子は、ひとえとふたえが同じクラスになったために、別々のクラスになってしまったことを怨み、このようないたずらをしたのでした。それを知ったひとえは、激しい後悔の念に駆られました。
あのとき、花いちもんめに応えずに、私は種田の手を握った……!
ひとえは一刻も早く、ふたえのところへ戻ろうとしました。しかし、それは叶うことはありませんでした。
なぜなら、たった一人になったふたえは、深い孤独に追い詰められ、その時、川に身を投げて命を絶っていたからです。
 
「ふたえ……。ふたえ……」
ひとえは、ふたえを探します。けれど、ふたえはみつかりません。
せめて、あの世で一緒になりたい……!
そう願ったひとえは、ふたえを追うようにして命を絶ちました。
けれど、別々の思いを抱えて亡くなった心は、離ればなれになって、もう一つになりません。
二人の心の中に、もう一度あの花いちもんめが聞こえてくるまで、ひとえはふたえを探し続けています。
その声は、物悲しく響いています。
どうか、ふたりをもう一度、ふたりの一子にしてあげてください。
けれど、注意してください。その物悲しい声の裏には、自分たちを引き裂いた者に対する激しい怨念がこもっているからです。
 
******************
 
しかし、ふたりの心を一緒にすることは、本当はやってはいけないことです。
傷つけられて切り離された心は、決して繋いだ手を離さなくなります。
どんなことがあっても、もう二度と離れない……!
それは、二つの心が一つになった一子という名の魂です。同じ怨み、同じ憎しみが、一つの心の中でぐるぐると巡り続け、とめどなく肥大した怨念の塊です。
一旦、他人から傷つけられた双子の心は、もう二度と開くことはありません。
永遠に一つの心の中を、怨念がぐるぐるぐるぐる、ぐるぐるぐるぐる回り続けるだけなのです。
それは、やってはいけないことだったのです……!


 

PHOTO

ふたご霊ふたご霊


 

概要

タイトル 梅田お化け屋敷×NTT西日本「ふたご霊」
URL http://www.mbs.jp/obake/
場 所 梅田 ちゃやまちプラザ 梅田ロフト横 MBS本社1階
期 間 2016年7月15日(金)~9月11日(日)期間中休館日なし
時 間 土・日・祝 と 8/6~8/31 ⇒ 13時~20時 7/15~8/5・9月の平日 ⇒ 16時~20時
料 金 1,000円(税込) ・グループ4人券/3,600円 ・ペア券/1,900円 ※未就学児入場不可
所要時間
Staff 主  催:MBS
後  援:FM802
技 術 協 力:NTT西日本
協 力:エプソン
※グループ4人券は4人ご一緒に、ペア券は2人でご来場の上、同時にスタートしてください。 ※場内が狭いため、車いすでのご入場ができない場合がございます。事前にお問い合わせください。
問い合わせ 【キョードーインフォメーション】 0570-200-888(10:00~18:00)

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